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かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相 PDF プリント メール
作者 凡人バン   
2006/12/20 水曜日 13:52:05 JST
PS2「かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相」の紹介
4年ぶりの新作にして、「かまいたちの夜」シリーズ遂に完結
「かまいたちの夜」「かまいたちの夜2」のメインシナリオも収録



今作は前作から1年後という設定で、また三日月島が舞台になっています。
そのため前作で使った背景なんかも使われたりしています。 
舞台は一緒ですがゲームシステムは新しいシステムに変更されています。

まず今作は主人公を4人制にしています。
「矢島透」「久保田俊夫」「北野啓子」「香山誠一」の4人の視点から物語を進めていきます。
ザッピングシステムになっていて、1人の主人公の行動が他の主人公達にも影響します。
全員の行動が正しくないと謎は解明されません。
もう一つ新しく追加されたシステムがタイムチャートです。
5分刻みのタイムチャートで、主人公の行動が次々記録されていきます。
タイムチャートの存在で分かると思いますが今回は時間を遡ることが鍵になっています。
詰まったら時間を遡ったり、主人公を変えていくことでゲームが進められます。


ストーリーについて詳しい内容は書きませんが大まかな感想は書いていきます。
今作は謎解きがゲームのテーマであるので、プレイヤーが考えて答えを出す必要があります。

トリックについては恐らく誰でも分かると思います。
非常にバッドエンドが多いゲームですが、ほとんどのバットエンドに謎を解くヒントを出しています。
なので何回もバッドエンドをみれば自然と犯人のトリックが分かる作りになっています。
ただそのトリックをゲーム中にどうやって解明し、犯人を当てるかというのが難しくなっています。
頭で謎は解けてもゲームをクリア出来ないなんて状態になる人も多いかもしれません(苦笑)
今作のシステムを上手く使ったトリックだと思いました。
ただ今回の真相については賛否両論あるでしょうけど・・・

1つ不満だったのはエンディングの数と内容。 1人の主人公でバッドエンドが発生した場合、他の主人公でも同じとこでバッドエンドになるように作られています。
ただ主人公が違っても内容がほぼ同じものになっているバッドエンドがいくつかあり、そういうエンディングを除くと実はエンディング数がそれ程多くなかったり(汗)
そういう方法でエンディング数を多くするのはどうかと。

今作のボリュームですがメインシナリオは結構ボリュームがあります。 
残念なのは過去の作品のように何本もサブシナリオがありません。 そういう意味では前作よりボリュームは少ないかな。 
ただ今作にはかまいたち1と2のメインシナリオ(のみ)が収録されています。
なので初めてかまいたちの夜をプレイする人はこれ1本で全シリーズ遊べ、かなりお得な仕様になっています。


舞台や設定は「かまいたちの夜2」が基になっていますが、プレイした感覚としては「かまいたちの夜1」に少し戻ったような気がしました。
凡人は「かまいたちの夜1」の方が好きで、そっち寄りになっていたので楽しめました。
ただ個人的には前作かまいたちの夜2の続編ではなく、新しい設定の新作として出してほしかったのが本音です。

前作のように虫が出てきたりグロテスク描写が気持ち抑え目になったので、そのへんで前作が苦手だった人でも今作は耐えられると思います。 それでも死体は何度も見ますが(苦笑)
初めてかまいたちの夜をプレイする人が一番楽しめる作品です。
経験者の人だと若干物足りないかもしれません。 ただあまり頻繁に出る作品でもないのでプレイしてみてはいかがでしょう(笑) 今作でかまいたちシリーズも最後ですし。
またミステリー物のサウンドノベルを出してくれることを期待しています。

サウンドノベルというジャンルが好きじゃない人や残酷描写が苦手な人でもそれなりに楽しめると思うので今回は8点です。



凡人バン/語る凡人
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