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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー PDF プリント メール
作者 凡人バン   
2007/01/18 木曜日 19:50:36 JST

NDS「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」の紹介
モンスターズがフル3DでニンテンドーDSに登場
Wi-Fiコネクション対応 ジョーカーズGPで全国のプレイヤーと競う


ドラゴンクエストの外伝的な位置付けのモンスターズシリーズ。
第1作目のテリーのワンダーランドから始まり、今作のジョーカーで5作目になります。
今では携帯電話でも遊べるようになりました。
1人用に重きをおいた本編と違い、こちらは対人用をメインにした作品になっています。

ゲームの流れはフィールドにいるモンスターを仲間にして、育成・配合で強化していきます。
育てたモンスターを他のプレイヤーと対戦させたり、交換するのがこの作品の遊び方になります。
ジョーカーから変更されたシステムを中心に紹介していきます。


本作から大きく変わった部分がいくつかあります。
2Dだったグラフィックがトゥーンレンダリングを使った3Dグラフィックになりました。
そしてランダムエンカウント方式だった戦闘が、フィールド上にいるモンスターと接触して戦闘になるシンボルエンカウント方式になりました。
ドラゴンクエストⅧと同じような技術が採用されました。
さすがにドラクエⅧと比べると粗いグラフィックですが、過去のシリーズ作品と比べればグラフィック面は大きく進化しています。
ただDSでももう少し綺麗に出来そうな部分はいくつか見受けられました。

3Dになったことでモンスターがよく動くようになったのは良い点ですね。
戦闘での表現力、演出力が向上しました。
フィールド上のモンスターの大きさには驚きました(笑)
スライムでも主人公の半分ぐらいの大きさで、巨大なモンスターだと近くでは足しか見えないです。
画面サイズを考えて大きくしたの分かりませんが、このサイズは見ていて面白かったです。
強力なモンスターから逃げる姿もまた一興です。
シンボルエンカウントになったことでレベル上げが面倒になりましたが、敵を呼び寄せる特技があるのでカバーされています。
エンカウント方式の変更は賛否両論あるようですが、個人的には問題なく受け入れられました。

フィールドも3Dなったことで立体的になりました。 
ただ3Dにすると視点の問題が出てくる訳で、今作でも視点移動がやり辛かったですね。 
細かい所ですがプレイを快適にするのに重要な部分なので気になりました。
あとフィールド上の高低の繋ぎ目などで、移動が引っかかる箇所がいくつかありました。
見た目は通れそうな所で突っ掛かるのが気をつかわせられました。
それと主人公の移動速度がちょっと遅いです。
フィールドの大きさとの兼ね合いでしょうが、もう少し速くても良かったかな。


ゲームの見た目が大きく変わりましたが、システムでも変わった部分があります。
1つはモンスターを仲間にする方法で、従来までは肉を使う方法でしたがモンスターをスカウトするシステムになりました。
これは自分が連れているモンスター達の強さで成功確立が変わります。
手間は従来の方が楽だと思いますが、スカウトシステムは強さに差があるモンスターでもやり方を工夫すれば仲間に出来る戦略がつきました。
モンスターの育成面ではドラクエⅧにもあったスキルシステムが使われています。
レベルアップでは能力のみ成長し、特技はスキルで覚えていきます。
スキルは配合して生まれるモンスターに継承でき、スキルの組み合わせで特殊なスキルが生まれたりもします。
配合では1つの組み合わせに最大で3パターンの結果があります。
表示された結果の中から1つ選んで配合します。
今作では祖父母の組み合わせで特殊なモンスターを生む配合もあります。


モンスターズの肝でもある対人用モードにも新しい試みがあります。
1番の目玉はWi-Fiを使ったジョーカーズGPです。
このモードは自分の育てたモンスターを登録して、全国のプレイヤーとランキングを競います。
パーティの強さでランキングが変動します。 更新は毎日されます。
自分の順位から上位のチームがランダムに選ばれ、そのチームデータをダウンロードして対戦することが出来ます。
最大で5回戦まで対戦が出来ます。
このモードは参加したりバトルで勝つとアイテムを貰えます。
あとすれ違い通信を使った対戦も出来ます。
こちらはすれ違いでダウンロードしたプレイヤーチームと一度だけ対戦が出来ます。
対戦中に相手モンスターをスカウトすることも出来ます。
(しかしここでスカウトしたモンスターはWi-Fiなどでは使用できません)
それ以外にもワイヤレス通信を使った従来の対戦やモンスター交換も出来ます。
相手プレイヤーのモンスターとのお見合いシステムはありません。

対戦モードで1番残念な点は、Wi-Fiでのリアルタイム対戦が実現しなかったことですね。
大人ゲーマーにとってリアルタイム対戦が無いと、なかなか対戦が出来ないので残念。
せめて任意でプレイヤーデータをダウンロードして対戦出来るようにしてくれれば良かったんですが。
それとジョーカーズGPの仕様もちょっと変えてほしかったですね。
同じ強さの相手とは戦えませんし、相手の順位によって1回戦目からレベル差が異常に離れた相手になってしまうのもどうかと。
もう少し整備をしてくれればもっと楽しめるモードになったと思います。


ボリュームに関してはまあまあですが、シリーズの中ではちょっと少ないようです。
ストーリーは口で説明すると短いですが、プレイ時間は長くなると思います。
敵がちょっと強いため育成が必須なのでその分時間がかかります。
クリア後の要素がもう少しあった方が良かった気もします。
ある一定のレベルからゲーム内で相手になる敵が全く居らず、しかしジョーカーズGPだと全く通用しない。
このような差がありすぎる状態を回避するための相手を、オフラインで用意しておいてほしかったかなと思います。
モンスターの種類は210種でちょっと少なく感じる方もいるかもしれません。
多すぎて配合の道のりが長くなりすぎるよりはいいですけど。 それでも大変な配合のモンスターもいますが(苦笑)
ちょっと最強パーティーを考えた場合にある特定のクラスのモンスターに行き着いてしまう傾向があります。
どのモンスターでも育てれば太刀打ち出来るようにはしてほしかったです。


ドラクエだからという気持ちもあるので不満点も多めに書いていますが、十分楽しめる作品だと思います。
不満はあれど知らぬ間に時間を費やしてしまうゲームですね。
やっぱり配合を考えていく工程や、自分の育てたパーティーを競わせるのは面白いです。
個人的には配合の道のりの長いモンスターを作ることを1つの目標にして遊んでます。
レベル上げや配合などの作業的な部分を面白く感じる方は長く遊べます。
ドラクエ本編のように大作RPGとして遊ぼうという方は気をつけた方がいいです。
あと自分の周りでこのゲームを遊んでいる人が多ければ多いほど最高に楽しめると思います。

正直まだまだ向上できる部分の多かった作品だと思うので、次作では今回あげた点が改善されてることを願います。
今回の点数はギリギリ9点ってとこですね。



凡人バン/語る凡人
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最終更新日 ( 2007/01/19 金曜日 20:53:01 JST )
 
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