| 忌火起草 |
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| 2007/11/01 木曜日 23:53:15 JST | |
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ジャンル:
パズル・その他
弟切草、かまいたちの夜等のサウンドノベルシリーズの最新作 ハイビジョン対応、5.1chサラウンド対応の次世代サウンドノベル プレイヤーレビュー
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上質な「音」が恐怖を増幅させる, 2007/11/01 木曜日 23:53:16 JST レビュアー: 凡人バン - レビュアーの全てのレビューを見る - トップ 10 レビュアー シナリオは全部で6本収録されていて、1つのシナリオの長さはちょっと長めです。 ジャンルはホラーが基本でそれに少し味付けをした各シナリオが楽しめます。 シリーズお馴染みのピンク編もしっかり収録されています。 従来シリーズと違いピンク編は複数回に分けられていて、最初は第1回しか遊べません。 第2回、最終回はネット配信でダウンロードするか、公式サイトで公開されるパスワードを入力すると遊べます。 ボリュームは多くもなく少なくもないといった感じでしょうか。 今後追加シナリオの配信などが行なわれるといいですね。 ゲームシステムは従来の基本システムに加え、新しいシステムも追加されています。 文章を読み進めていきその都度出現する選択肢を選んでエンディングを目指します。 シナリオをクリアしたりエンディングを多く見るなどの条件を達成すると栞の色が変わっていきます。 その色によって新しいシナリオを遊べるようになります。 進めたルートはフローチャートに記録されていきます。 フローチャートには選択肢の出現ポイントが記録されるので、話を飛ばして進めることも出来ます。 今作は自由にポイントを選べないのでゲームの難易度は高めの作りになっています。 その代りシナリオは色で分けられていて、選択肢にも色がつくのでどのシナリオに向かうかが分かります。 ただシナリオ終盤からは前に戻れなくなります。 今作からいくつか新しい種類の選択肢が入っています。 出現した選択肢が時間と共に消えてしまう時間制限選択肢や、一度動かしたら戻せない後戻り不可選択肢が登場します。 これによってより考えて、尚且つ瞬時の判断を求められるようになり緊張感が増しました。 他に新システムで文章中に隠されたキーワードを見つけることで読める百八怪談集があります。 これは文章の中に少しだけ文字が大きかったり、揺れている文字があります。 それを□ボタンで調べると短い怪談が読めるようになります。 ちょっとしたやり込み要素的なものになっています。 ちなみに一度読んだ怪談はいつでも自由に読めます。 次世代サウンドノベルとして作られた今作は映像と音に力を入れています。 映像は街以来となる実写を基にしたハイビジョン対応で作られてます。 登場人物はシルエットではなく実写なのでそれが受け付けない人はキツイかも。 ただ顔は鼻から下だけとかほとんど写らない形になっています。 実写とGGを加えた映像はとても綺麗で幻想的な場面も登場します。 ただ実写を使っている分リアルであるため生々しくグロテスクな描写もかなり多いです。 音は5.1chサラウンド対応になり、音による演出が大きく向上しています。 ステレオでも楽しめますが理想は5.1ch環境があると良いですね。 そして今作でもっとも大きな変更点はフルボイスになった事だと思います。 今までは人物のセリフも文章でしたが、今作から文章は表示されずボイスでセリフは流れます。 なのでボイスでセリフ、文章で描写という形になっています。 聞きながら読むという行動が難しく感じるかもしれませんが、タイミングが非常に良く出来ていて苦になりません。 セリフを聞き逃してしまっても読み戻しで既読画面に文章でセリフが書いてあるので平気です。 しかしボイスになった事でセリフを飛ばすことが出来ず、一度聞いたセリフもいちいち聞かなくてはならないデメリットが生まれました。 繰り返し遊ぶゲームなのでその辺をストレスに感じてしまう人もいるかも知れませんね。 PS3に舞台を移したことで映像と音の演出が次世代レベルになりました。 特に音へのこだわりによってサウンドノベルの進化も感じました。 ボイスと文章を融合した今作の仕様も良く出来ていたのでこれはこれでありだと思います。 ただボイスと実写映像になったことで想像力で楽しませる部分は減りました。 難易度は高めでフラグ立てが複雑でちょっと難しいです。 サウンドノベルは簡単で嫌という印象を持っている方には今作の難易度は嬉しいかも。 シナリオに関してはちょっと好みが分かれそうです。 まず今作はオカルトホラーがメインなのでそれが好みかどうか。 ただ少しですが笑えるシナリオもあるのである程度バランスは取れています。 個人的な不満は終盤の盛りあがりがちょっと足りないのと、微妙な結末がちょっと多いです。 ここで内容を全て話すことは出来ないので、結局自分で遊んで判断してくださいとしか言いようがないですね。 一言でまとめると映像と音でカバーしていて良かったという感じでしょうか。 次世代サウンドノベルとして作られた今作、次世代ならではの進化と共にサウンドノベルは何が大切な要素かを改めて知る作品でした。
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| 最終更新日 ( 2007/11/01 木曜日 23:54:24 JST ) |
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