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| 2007/12/01 土曜日 13:41:42 JST | |
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ジャンル:
レース・フライト
プレイヤーレビュー
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レースゲームと割り切れば良作, 2007/12/01 土曜日 13:41:42 JST レビュアー: 竜胆 - レビュアーの全てのレビューを見る - トップ 10 レビュアー クイックラリー ランダムで選ばれたコースと車種で、1レース気軽に走るモード。 タイムトライアル コースと車種を選択し、最速タイムに挑むモード。 最速タイムはゴーストとしてコース上に表示あり。 シングルラリー コースと車種を選択し、1戦のみ参戦するモード。 ライバル車はゴーストとして表示(既にスタート済み) チャンピオンシップ 各地を転戦し、チャンピオンを目指すモード。 こちらもライバル車はコース上を走行中のゴーストとして表示 PSP版は「WRC風」ゲームと割り切る必要あり 「WRC」のゲーム化として捉えてしまうと、特に以下の2点で面食らってしまう可能性が高そう。 1 マニュアル設定なし。オートマのみ。 2 コース上のゴーストを抜いて順位を上げるシステム 1はリアリティ云々以前に、設定できるかできないかで遊べるプレイヤーをかなり狭めてしまいそう。また2に関しては、雰囲気がWRCというより『リッジレーサー』っぽく感じてしまう要因に。 コースは16×4=結構ある コースは各国4コース(最初はそのうち2コースしかオープンになっていない)用意され、全16カ国を転戦できるので十分な量に感じます。風景から受ける雰囲気やコースの作りも、それぞれの国ごとに違いを感じられるようになっているかと。ただこちらも「WRC的」かどうかと言われれば、「どっちかって言うとゲーム的」という返答になります。妙にアップダウンが激しいコースだったり、次から次へとタイトなコーナーが続くコースだったりが多い印象ですので。 また自車を画面上に表示させていればそれほどでもないのですが、ドライバー視点に変更すると他のゲームと比較して道幅が狭く感じてしまいます。 読み込み時間・複数人対戦 レース前の読み込みは15~20秒ほど。一度読み込んでしまえばしばらくは同じコースをリトライし続けることになりますが、そのリトライ時は読み込みなしでの再スタートなので、全体としてはそれほど待たされる感覚はありませんね。難易度選択は可能。ノービスにすると、チャンピオンシップモードなどでは上位5位以内に入っていると次の国へ進めるような作りになっています。コ・ドライバーの指示は英語のみです。コース自体が短めなものが多く、何度かプレイしていると全体的な構成を覚えることができるので、コ・ドライバーの指示は聞き取れなくてもそれほど問題なさそう。選択可能な車種は6車種。各車種ごとに細かいチューニングなどは全くできません。 複数プレイヤーでの対戦は、アドホックモードによる8人同時プレイと、1台のPSPを手渡ししながらのターン制が用意されています。同一ゲームを複数持ち寄ることの難しさもありますが、そもそもの「WRC」の内容から、後者でも十分楽しめそうな気はします。 クラッシュ時の勝手な視点変更は困りもの 気になる点は、コースアウトした後に視点が勝手に変更されてしまうことがあるところ(自車表示のビハインドカメラになってしまう)。△ボタンでいちいち視点を戻してから走り直す必要があります。ま、これは上達してくればコースアウトの回数も減ってくるので、必然的に生じる回数は減ってきますがそれまでが面倒です。またPSPのアナログスティックでは力の掛けかたが難しいので、当方の場合は十字キーの左右でのコントロールのほうがかなり走り易く感じます。 それと、90度以上のコーナー(ヘアピンなどそのまま曲がるカーブではなく、道が分岐している部分)はグラフィック的にかなり把握しづらく、ナビが表示されているにもかかわらずどこで曲がっていいのか瞬時に判断できないことがあります。 まとめ 既にコース上を走行中のライバル車(ゴーストなので当たり判定はありませんが)を抜いて順位を上げ、規定順位以内に入れば次のコースへ進めるという作りが、良く言えばゲーム的、悪く言えばWRCっぽくないので、このへんを許容できるかがゲームを楽しめるかの分岐になりそうです。車体の重みをあまり感じられない挙動だったり、あるいは時速100km以上で走行中にもかかわらず、道端の小さな茂みに当たっただけで停止してしまったり、そしてマニュアルモードが用意されていなかったり。このへんも「道端の茂みににさえ、1個たりとも当たらないように進めるゲームでしょ」とか納得して遊べるならいいのですが、思い描いた「WRC」とのズレを強く感じてしまうと、それぞれがフラストレーションの要因になってしまいそう。 全体的な作りとして、PSPという携帯型ゲーム機で気軽に遊べるレースゲームとして、コンパクトにまとめられている良作だと思います。1コース2~3分のコースで構成されているので、長いコースを集中力を切らさずプレイする緊迫感はないものの、携帯型ゲーム機で空いた時間にプレイするには合っているのでは。実際はPSPのメモリ容量上、このくらいの長さのコースしか入れることが出来なかったのが理由なのかもしれませんが、そうだとしても気軽に遊べる長所へ転化しているので結果オーライだと思います。ハードの性能的にPS2の同シリーズよりはスケールダウンしてしまうことは否めませんし、それなら挙動やコースの作りはゲーム的に振ってしまってもいいのかなと(WRCと冠しているゲームがそれを行うことの是非は置いといて)。 ただ海外でリリースされている『Colin McRae Rally 2005』のPSP版はしっかりWRCよりに味付けされているようなので(当方未プレイ)、そちらと比較してしまうとWRCっぽさ(あるいは挙動のリアリティ)の希薄感が強まってしまうようです。 WRC プレイ開始当初は現実の車の挙動や実際のWRCとの違いなどが、またこれまでのシリーズと比較してもシステム面を中心とした物足りなさが気になってしまってスケールダウンな「なんだかなぁ」感が強かったのですが、各国を転戦していくうちに、PSP版ならではの割り切りの良い作りに「これはこれでいいのかも」と思えてきた、という感想を追加しておきます。
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