| 高速カードバトル カードヒーロー |
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| 2008/02/14 木曜日 11:12:01 JST | |
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ジャンル:
パズル・その他
プレイヤーレビュー
プレイヤー評価の平均: 1 メンバー
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カードヒーローの完成型, 2008/02/14 木曜日 11:12:01 JST レビュアー: 竜胆 - レビュアーの全てのレビューを見る - トップ 10 レビュアー <テキスト> 最初にひらがなのみの表示か、漢字かな混じり表示かを選択できるようになっている。私は漢字かな混じり文を選択したが、ひらがなを選択すると全てひらがな表記になるのだろうか。テキストが2倍用意されているなら、低年齢層フォローに手間をかけたもんだ。 <ストーリーとグラフィック> カードゲームやボードゲームのストーリーというのは、ハラハラドキドキで先の読めない展開や、驚愕の真相が明らかになるドンデン返しなどは期待できないものが多い。『カードヒーロー』も例に漏れず、ルールを覚えるための流れに徹したものとなっている。もっとも、センターで同じ対戦相手とバトルするたびに会話内容が変化していくなど、工夫が凝らされているので単なる作業以上には楽しめる。変なキャラ多いし。一条先輩は開発者や前作プレイヤーの代弁者だね。セリフに共感できてしまって笑える。グラフィックは、人物・カード問わず垢抜けて全体的に見やすくなった。そのぶん個性は薄れてしまったかな? <効果音> 効果音はなかなか頑張っているのではないだろうか。鎧のガシャガシャいう音や、鳥の羽ばたき、ビームや刀の音など、そのカードのキャラが出しそうな効果音が多数収録されていて、キャラの個性付けや呼び出す楽しさの向上に貢献している。 <スピードバトル> 正式なルールは覚えるのが面倒で対戦するのも時間がかかるというデメリットがあったが、これを克服するために「スピードバトル」という新たなルールが追加されている。1ゲーム5分ほど(先攻と後攻なら10分弱)で決着が付くので、ちょっとした空き時間にも対戦できるのがいい。ルールは単純化されているが、デッキの組み方によって幅広い戦い方ができるようになっていて好印象。ルールはストーリー上で手取り足取り丁寧に教えてくれるので、操作方法やパラメータなどの見方で悩むことはなかった。 <CPU戦> センターモールでの対戦相手(Wi-Fi通信ができない環境では、ここでのCPU対戦がゲームのメインになる)は、各クラスごとに結構な人数が用意されているし、それぞれが個性的なのでなかなか楽しませてくれる。通信環境がない人が、CPU対戦だけで味気ないと感じてしまうことを防いでいる。 <Wi-Fi通信対戦> 楽しい。トレーディングカードゲームは「新しいカードを買う」→「デッキを組み直す」→「対戦」というサイクルが面白いわけで、確かにCPU相手でもこのサイクルをそれなりに楽しめるのだが、相手が人間だと格段に面白さが上がる。新しいカードを買うたびに、根拠なく「おぉ、このカードを入れたら勝ちまくりじゃね?」とワクワクして対戦できる。相手が思考中の時間さえ、何を考えているのかを読む楽しさがある(それが当たっていることは、かなり稀だとしても)。 負けてもポイントをもらえるので、途中でブチ切りに合う率も下がるし、回線を切られた(あるいは切れてしまった)場合にはコンピュータがその状態から引き継いで相手をしてくれるので、自分の構築したフィールドも無駄にしなくて済むうえに、しっかりポイントをゲットできる。 <対戦人口の分散> 問題は、Wi-Fi対戦でもルールが4つに分かれていること。Wi-Fi対戦の相手を探すのが難しい要因になってしまっている。それぞれのルールが、レアカードを使う人か使わない人かで2分割されているので、対戦相手が4×2で8つに割れてしまう。ジュニアルールとシニアルールはあまり差がないことでもあるし、通信対戦に限ってはスピード・シニア・プロの3区分(x2の6分割)で十分じゃないだろうか。あるいは、人が多いルールとそうじゃないルールを、混雑具合でアイコンで表示してくれるとか…。DSにそこまで求めるのは酷なのかな。 あとジュニアルールでの対戦だが、思っていたとおり速攻でマスターを葬る単調な試合展開になってしまうことが多い。デッキ内容やプレイヤーの技量の差がスピードバトルより如実に現れてしまうので、Wi-Fi対戦が可能になってすぐジュニアルールで戦うとつまらないかも。 なんだかんだいっても、とにかくとにかくWi-Fiで手軽に対戦できるようになったのはとにかーく嬉しい。ようやくこのゲームの本領発揮。いまいち使い方のわからないカードなんかを、巧みに使いこなしているプレイヤーを観る驚き。自分が負けても楽しくなってしまう。Wi-Fi使えるから最低限でいいでしょ、ってことなのかもしれないが、コンピュータは前作よりマヌケなことするようになってるような気も。 <ボイスチャット> 問題なく利用できた。たまに途切れ途切れになってしまうことはあるものの、対戦中のほとんどの時間を相手プレイヤーと話しながらプレイできるのはいい。 <コインの表裏には偏りがあるような> ところで通信対戦は、CPU対戦のように先攻と後攻を入れ替えて先に2勝したほうではなく、出たとこ勝負の1試合制。先攻と後攻では1手差ができてしまうので、せめて同一の相手と連戦する際には先攻後攻が入れ替わるシステムだとよかったように思う。同じ相手に何度も何度も挑んで、ことごとく最初のコインが裏面で後攻になってしまうということがよくあった。特に私の場合、裏の出る率が8割近いので(変数がおかしいのか?)、延々と後攻が続いてしまうことになった。まあコインの表が出ても、対人対戦ではすんなり勝たせてくれないわけだが。みんな1手も無駄にせず、ほんと強いよね。 <対戦相手のグラフィック> フリーバトルで、グラフィックが決まったものしかなくデッキ名がプレイヤー名と同一になっちゃってるのは、少し残念なところ。タッチパネルなんだし、自キャラのアイコンとか作れたら面白かったのに。デッキ名も、ちゃんと表示されるならフリーバトルでも受け狙いとかできて殺伐としない…かもしれないよね。 <カードの購入> カードを購入したときに、パックを切る動作が1手順必要な演出がいい。毎回毎回切る必要があるのだが、これがあるとないとではゲーム全体の感触がかなり異なるものになってしまうはず。音が入っているからか、ちゃんとテカテカしたビニールをピリリッと切ったような気がするんだよね。何のカードが入っているかな?というワクワク感に繋がる良演出。 <操作> 全体的にはスムーズに操作できるつくり。ところで上に書いた購入時の切るアクションが必要だということは、手にタッチペンを持ってプレイするスタイルをとるということでもあるのだけれど、だからといって対戦時の操作もタッチペンをちょくちょく使わせる必要はあったのだろうか。できる限りキー操作だけに絞ってもらったほうが、ゲームの展開をスピーディにできたように思う。 <その他> 同じカードを長く使っていると同一カードでも別絵柄のものがゲットできたり、いらないカード同士を配合して別のカードを作ったりといった、そのときに必要のないカードも無駄なく使えるつくりは変わらず。とくに同一カードの使い込みシステムは、使ったことがない(自分には必要ないと思われる)カードでも一度使ってみようと思わせてくれるため 、同時に自分の戦略にも幅を出すことができる一石二鳥のシステム。絵柄違いカードについては、メモリが許せば3Dポリゴンキャラにも(じゃなければカード上の小さな画に)変化を付けて欲しかった。実際のTCGの『カードヒーロー』は、絵柄違いって出せばすぐにわかるから存在感が大きいんだけど、DS上でそれを表現しても自分で自分のデッキをいじるときくらいにしか見分けが付かなくて、ゲットしても優越感を味わう楽しみというのはほとんどない。 <まとめ> 1回のゲームに時間がかかるという短所を克服するために追加されたスピードルールは、1対戦が5分から10分で決着がつくお手軽さ。惜しいところは、スピードルールはWi-Fi対戦と相性が良くて秀逸なルールなのだが、シニアやプロルールが余計に長く感じられてしまうという副作用を併せ持つところだろうか。とはいえ、全体としての完成度はかなり高い。ゲームそのものの面白さはゲームボーイ版の時点で完成していたが、そのリメイクとして短所をそぎ落としつつ長所を加えた良作。 推薦
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| 最終更新日 ( 2008/02/14 木曜日 11:15:03 JST ) |
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