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ガンパレード・オーケストラ白の章~青森ペンギン伝説~ PDF プリント メール
作者 奇天   
2006/11/25 土曜日 17:27:10 JST
独特のゲーム性で人気を博したPSソフト『高機動幻想ガンパレード・マーチ』(以下「ガンパレ」)の続編として発売されたばかりのPS2用ソフト『ガンパ レード・オーケストラ白の章~青森ペンギン伝説~』(以下「ガンオケ」)のファーストインプレッションです。3ヶ月にわたるプレイ期間のうちの10日分ほ どをプレイしての印象を記しておきます。
★システム
基本はガンパレ同様、学園パートと戦闘パートに分かれていて、学園パートプレイ中にランダムに戦闘パート突入が起きます。
学園パートでは、通常の学校生活、授業を受けたり、クラスメイト(NPC=AIによって行動する)と交流したり、また訓練などを行ったりします。学園パートの基本システムはガンパレを継承しており、見た目大きな変化はありません。
それに比べて戦闘パートは一新され、シミュレーションゲームというよりアクションゲームと呼ぶべきものとなりました。戦い方の自由度も高く、シビアに戦いの腕を磨くのもよし、苦手なら友軍頼みのプレイも可能となっています。
ガンパレ経験者なら、比較的スムーズに入っていけそうな作りですが、未経験者にはチュートリアルの面で不足している印象があります。

★キャラクター
ガンパレのキャラクターと比較すればインパクトに欠けるのは事実。ただし、それは続編であることの宿命です。プレイしていく中でキャラクターの印象が強い ものになっていくことを期待しています。ただ、ガンオケは16人用意されているNPCのうち9人しか一つのプレイに登場しません(例外あり)。2周目以降 はその選択が可能となりますが、とっつきの悪いNPCは選ばれにくいでしょう。全キャラクターイベント制覇のようなやり込みを目指すならともかく、プレイ ヤーが自由に目標を決めて遊ぶというガンパレ系ゲームの目的から考えるとちょっとどうかなと思えてしまいます。

★ガンパレ系ゲームの面白さとは
よく自由度が高いと言われるが、それは単にできることが多いというのではなく、自分がやろうというプレイに対しきちんとリアクションをくれる点が他のゲー ムとの違いです。敵を倒す数を極めるのか、異性をどんどん落としてハーレムを作るのか、NPC同士をくっつけて楽しむのか、いろんなプレイスタイルが許さ れ、そしてそうしたプレイスタイルごとにリアクションが用意されていました。もちろんただ普通にプレイすることもできます。
ガンパレが切り開いたこのジャンルは、『絢爛舞踏祭』に継承されるものの、自由さが強調されすぎてかえってゲーム本来の楽しさを消してしまいました。例え ば、異性との関係を良くするのは簡単にできるので、いかに制約を付けてそれを成し遂げるかをプレイヤーが考えて楽しむように設計されていました。でも、制 約はストレスになり、それが達成できてもその喜びはゲーム中のリアクションとは直接には結びついていませんでした。
ガンオケは、絢爛舞踏祭とは対照的な方向性でガンパレを継承しました。仲良くなることや強くなることなどひとつひとつの部分でガンパレより若干難易度が高 くなっています。もちろん様々な攻略法が確立すれば変わってくるのでしょうが。現在は、前に進む道が提示され、その道はガンパレよりも険しいけれど、その 先に何があるのか楽しみな思いを持っています。

★敷居の高さ
今のところ、ガンパレ経験者にはお薦めできると思いますが、未経験者には自信を持ってはお薦めできません。用語や設定などの面でもともと敷居の高さがあっ たのですが、チュートリアル不足の印象が強く、慣れる前に投げ出されてしまいそう。とはいえ、このゲームのためにガンパレを勧めるというのも本末転倒な感 じですし(もちろんガンパレはプレイする価値のあるゲームですが)。そこがいちばんの不満点でしょうか。
hatena-b
最終更新日 ( 2006/11/25 土曜日 17:29:40 JST )
 
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