| バリューセレクション パックマンコレクション |
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| 2006/11/26 日曜日 14:10:26 JST | |
今週一気に15タイトル同時発売されたGBAの廉価シリーズ「バリューセレクション」。その内の『パックマンコレクション』を買ったので軽く感想を書いてみたい。GBAという機種はそれを遊べるハードと遊べるタイトルの多さの割りにソフトラインナップ・バリエーション的には意外と弱い、と言うか元々のハードの性格 を反映してか、低年齢層に向けたタイトルが多い。なのでゲームボーイミクロなんつって高級感を押し出した大人向けのハードが出ても、それに釣られて買った 大人がいざ何を遊ぼうかって段になった時に路頭に迷う恐れがある(『逆裁』やって『FE』やって『MOTHER』やって…あと何やる?)。 だからこういうセレクション的なシリーズの展開は廉価版としての意味以上に購入指針的な意味合いでもあった方が良いと言うかあって然るべきと思う、ミクロの出た後の今は特に。 これで再びGBA市場が活気付くと良いなぁ(と願うGBA派の自分)。 *概要・システム 数あるパックマン関連作品の中から4タイトルを収録。アソート・タイトルとしては弱冠収録数少な目な気もするが、その分マニアックなラインナップになってるのがミソ。 ○パックマン 今更語るまでもない、元祖パックマン。全てのアレンジバージョンはこの偉大な元祖あったればこそ。 ファミコン(ミニ)版のパックマンはTVの横画面に合わせてマップの比率や移動速度などを調整してあったのだが、本作のはアーケード版の完全移植と思われる。 表示はマップ全体を映す「FULL SCREEN」と拡大表示で上下スクロールする「SCROLL」が選択可能。「FULL SCREEN」を選んだ際の画面が少し小さ過ぎる気もするが、ファミコンミニ版よりスピード感が高いのでGBAでやるパックマンとしてはこちらの方がお勧 め。 ○パックマン アレンジメント アーケード用『ナムコクラシックコレクションVol.2』に収録されていたパックマンの現代版アレンジ。本作が初コンシューマ移植。実質本作のメイン的扱い(本タイトルを移植するために本作が作られたような?)。 実際内容も充実しており、高速移動出来るダッシュポイントやアイテム、合体ゴーストなどの数々の新要素を盛り込みながら、それらが無理なく調和していて非常に完成度が高い。 グラフィックも美麗。ポップなブロック、屋外、階層式のマップなど、バリエーション豊かなステージ構成もさることながら、踊るように揺らめきイルミネーションのように光るドットにまず度肝を抜かれる。操作感も非常に良く、斜め入力が出来るので動きがとても滑らか。 爽快感765%アップのパックマン。ちなみに発売中のPSPソフト『ナムコミュージアムVol.2』にはこれの更にアレンジ版が収録されている。 ○パックアタック 落ちゲー式パックマン。元はコズモギャングスというエレメカのキャラを使った『コズモギャング ザ・パズル』というゲームで、海外ではキャラをパックマンに替えて売られた。それの移植。 ルールも同じ。ボールがパックマンに替わっただけ。パックマンとブロックとゴーストが組になったセットを並べて消して行く。ブロックは一列揃ったら消える、ゴーストは揃えても消えないのでパックマンに食べさせて消す。 道なりに降りて行くパックマンに出来るだけ一度に沢山食べさせるようにゴーストを一列に並べて行くのがポイント。モードはエンドレスに消して行く「ノーマルモード」と積まれたゴーストをなるべく少ない手数で消して行く「パズルモード」の2つ。 ゲームとしては少し単純過ぎる気もするが、遊べばそれなりにハマれる。 ○パックマニア 擬似3Dパックマン。画面がクォータービューになったのとジャンプが出来るのが特徴。 何度か移植もされてるから認知度は比較的高いか。ポップなグラフィックは楽しいのだが、他と比べると弱冠ゲームスピードが遅い。敵をジャンプでかわせることもあって緊迫感は割りと控え目だが、縦画面であったアーケード版と違い横画面なので難度は弱冠上がってるかも。 ジャンプで避けまくってなんぼのパックマン。 『アレンジメント』はサブメニューから難易度、残機、エブリエクステンド設定が可能、『マニア』はそれに加えてラウンド数設定も可能。元祖は残機とエブリエクステンド設定が可能。 *グラフィック・音楽 『アレンジメント』の画面演出が秀逸。『パックアタック』は逆輸入版だけにアメリカンな味付けのグラフィック。 音楽は起動時に流れる元祖版のアレンジ曲が何気に良いと思う。『マニア』の曲がループが短くなってるという変更もあるそうだが、個人的には気にならなかった(気が付かなかった)。それこそ余程の“マニア”でもない限り気にはならないだろう。 *操作性・遊び易さ セーブ機能がないのでスコアが記録出来ないのが痛い。各種設定も記録出来ない(電源をつけている間はゲームを切り替えても一応持続はされる)。 それ以外は問題なし。プレイ中いつでも遊ぶゲームが切り替えられる。パックマンと言えども毛色の違うものばかりなので、切り替えつつサクサク遊ぶ暇潰しに最適。ミクロとの相性も良し。これでセーブさえ出来れば… *雑感まとめ 『アレンジメント』が群を抜いて楽しい。ああいうアレンジ物は往々にして新要素などが上手く機能せず蛇足に終わってることが多いのだが、その点はかなり絶妙。数あるアレンジ・パックマンの中でも最高レベルの仕上がりと思う。 うーむ、昔ゲーセンで見掛けた時は所詮パックマンと深く気にも留めずにスルーしてしまったのだが、ここまで面白かったとは。迂闊だった。 しかしこういう出会いが出来たのも此度のバリューセレクションという展開があってのこと。定価じゃ微妙に割高感のあったタイトル、記憶の端からこぼれ落ちそうになっていたタイトルを気付かせて購入視野に入れてくれた価値はデカい。 願わくば第二弾はもう少しヒネリの効いたセレクトを。 パックマンコレクション(バリューセレクション) ゲームボーイアドバンス バリューセレクション でもミクロという新ハードが出たばかりなのに、旧作ほじくりばっかじゃあ寂しいよなぁ。 『通勤ヒトフデ』のような新規物も合わせて欲しい。GBAにもまだ出来ることがきっとあるはず(まだだ、まだ終わらんよ!)。 |
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