|
魔界戦記ディスガイア2 PDF プリント メール
作者 奇天   
2006/11/27 月曜日 10:58:00 JST

「史上最凶やりすぎシミュレーションRPG」の名前通りにSRPGのシステム的な面白さを極めた感のあった『魔界戦記ディスガイア』の続編。
日本一ソフトウェアからは『ファントム・ブレイブ』『ファントム・キングダム』と後継作が出ていたが、今回は『2』を冠しての正統な続編である。 基本システムは『ディスガイア』を踏襲している。オーソドックスなSRPGのシステムに、パズル的なジオエフェクトや、キャラクター育成、ランダムマップのアイテム界、キャラクターを持ち上げたり投げたりする要素などシステム自体の面白さは変わっていない。

新要素もいくつか追加されているが、根幹に関わる部分は同じなので前作のプレイヤーは安心して楽しめるのは事実だ。ストーリーは前作があくまで脳天気で ギャグ主体だったのに対し、今作は比較的まじめ。ストーリー面での前作のディスガイアらしさは、前作の主要キャラクターが今作にもサブキャラとして登場し て担っている印象だ。そのため、ストーリーやキャラクター性は特色が薄まっている。

では、『2』の独自性は何か。
これがなかなか見えてこない。現在クリアまでの2/3程度プレイしているが、隠し要素が多いという点を除くと前作とプレイ感覚に変わりがない。これは逆の見方をすれば、『2』は前作をやり込んだプレイヤーのためのファンディスク的な作品と考えられる。
新しさがなくてもこの作品は十分に楽しめる。作り手もプレイヤーもそれをよく知っている。それほどに完成されたシステムだ。

『ディスガイア』を未体験のプレイヤーでも楽しむことはできるゲームではある。しかし、この作品は前作をプレイし、楽しんだ者に向けて作られている。キャラクター性も含め、この世界観に触れるには1作目をプレイしてから『2』へと手を出した方がいいだろう。
hatena-b
最終更新日 ( 2006/11/27 月曜日 10:58:13 JST )
 
< 前へ   次へ >