|
龍が如く2 PDF プリント メール
作者 凡人バン   
2006/12/20 水曜日 14:40:00 JST

PS2「龍が如く2」の紹介
前作から1年 今回は東京、大阪を舞台に"堂島の龍"が大暴れ
渡哲也、館ひろし、赤井英和、寺島進ら豪華キャストが集結

この作品はかなり簡単に説明すると弱気を助け強気を挫く正義のヤクザ・桐生一馬が、自分の大切な人達を守るお話しです。
主人公がヤクザというあまり無い設定が新鮮で、ストーリーも人間らしいものになっています。
暴力と欲望が渦巻くある意味リアルな社会がこのゲームの中にしっかりと存在しています。
前作もプレイしましたが今作はより濃密な作品になっていると思います。


まずいくつかある今作の魅力の内の1つが、人間味のある個性的なキャラクターです。
しっかりとした背景のあるキャラばかりなので、とても人間らしいキャラになっています。
まともな人間だけでなくぶっ飛んだキャラもいるので堅くなりすぎてないのも良いアクセントになっています。
また声をあてているキャストも前作以上に豪華になっています。
ゲーム開始時はちょっとぎこちなく聞こえますが、徐々にしっくりくる出来になっています。
キャラクターの設定と声の味が上手くマッチしていると思います。


次に作り込まれている世界も魅力の1つです。
前作の舞台となった"神室町"の作り込みにも驚きましたが、今作の新しい舞台の"蒼天堀"にまた驚かされました。
実名看板もあるため街並みは本当にリアルです。 登場する施設も豊富です。
さらにもう1つの町"新星町"も加えると全部で3つの街が登場します。
その中で生活する人間は会話は出来ませんがちゃんと動いてるので、見事に生きている街になっています。
この舞台があるのでなおさら物語に惹きこまれていきます。 


このリアルな世界に存在する娯楽も大きな魅力になっています。
とにかく遊べる施設が多いこと多いこと。 前作でも十分豊富だったのがさらに充実するとは。
新しいところではゴルフにボーリング、麻雀や将棋などが遊べるようになりました。
さらに今回はキャバクラに行くだけでなく経営も可能になり、ホストとして営業することも出来るようになりました。
あくまでオマケ扱いではありますがしっかり遊べるゲームになっています。
ついついストーリーそっちのけで寄り道してしまうと思います(笑)


アクション部分はそれほど複雑じゃない操作になっています。
前作よりも他方向への攻撃がやり易くなるなど調整が加えられています。 
いくつかの攻撃方法と動作だけで十分進められるので、アクションが苦手な人でも恐らくクリアできると思います。
特に武器攻撃が強力なので上手く活用するといいと思います。
ちなみにゲームの難易度は最初に選べるのがノーマルとイージーで、クリアすることで追加されます。
ゲージが貯まっている時に発動できるヒート攻撃のバリエーションが多いです。
態勢や使っている武器によって変わるので見ていて面白いです。
それと戦闘を終わらせる最後の一撃の際にスローになる演出が入っていて、スカッとする気持ちよさがありますね。
戦闘の部分も面白い作りになっています。


ストーリーについては今回も一切触れません。 演出はなかなかカッコ良かったです。
ムービーシーンが多いので結構見ている時間が長いです。 
音楽もゲームの世界と良く合っています。 今回はクレイジーケンバンドが楽曲提供しています。
今作もサブストーリーが多いですし、もうお腹一杯のボリュームです。

前作よりは短くなっていますが、気になる点はロードでしょうか。 
ちょっと頻繁に入りすぎかな。 ムービーの合間などにも入るとちょっとテンポが悪くなります。
あと前作でやけに気になったレスポンスの悪さも少し改善されています。
まだモサっとした感じはありますが許容範囲ですかね。


今作は暴力表現や性的表現の関係でレーティングがD(17才以上対象)になっています。
それだけ開発側が目指した作品になった証だと思います。
これだけ遊べる要素が入っているゲームは最近では珍しいです。
本編だけ遊ぶも良し、脇道にハマるも良し、まさに巨大複合アミューズメント施設です。

世界観がなかなかとっつき難いかと思われますが、比較的誰でも楽しめる物語です。
前作を知らなくてもゲーム内で簡単にですがふりかえってくれますのでご安心を。
これからの時期じっくり遊ぶのに最適な1本ですね。 

極上のエンターテイメントが堪能できる龍が如く2、今回は久しぶりに9.5点を付けようと思います。




凡人バン/語る凡人

hatena-b
最終更新日 ( 2006/12/20 水曜日 14:40:48 JST )
 
< 前へ   次へ >